「ゆるめてほぐすストレッチ&バレエ姿勢トレで大人女性を健康に 」そんな意気込みあふれるハッピーバレエストレッチの講師陣によるブログです。今回のライターは、ピアノ大好き、クラッシック音楽やバレエ知識が豊富な、大阪・京都クラス担当の“すみれが好き”(ペンネーム)。足腰差が描く高齢者のリアルな姿を目の当たりにして実感したことです✨
こんにちは。
大阪と京都担当の”すみれが好き”です。
さて、人生100年時代。
日本は過去に例を見ない高齢化社会に突入しお年寄りの人口がどんどん増えていて、2025年問題も騒がれていますね。
ハピバスの目指すところは「人生最後の日まで自分の足で歩く」ですが、
先日、本当にこれは大事なことで、
「いかに日頃の運動習慣や意識の違いで、同じ年齢の女性でもこんなに足腰にこんなに差が出るんだ!」
と心から思った経験をしました。
おひとりは遠く離れたところに住む90歳の義母です。
12月に救急搬送され、全身麻酔で腸の手術を受けました。
それまではしばらく一人暮らし、週二回の介護サービスや生協の宅配を利用して、家の中では杖をつきながら移動していました。
田舎で車社会ということもあり、85歳までは運転していましたが、今は免許を返上し、そして骨も弱り恥骨骨折も経験、運動習慣はほぼありませんでした。
また、88歳のお祝いをして以降はどんどん動きが怪しい状況でしたので、ケアマネさんとも相談して入居できそうな施設を検討し始めていたときの救急搬送でした。
そして腸の手術後は、整形外科のリハビリが充実した新しい病院に転院することになり、私と夫は再び、大阪から新幹線&在来線を乗り継いで4時間かけ、仕事の合間を縫って、転院とその他諸々の手続きをしに行きました。
ちなみに’その他諸々’とは、
留守宅に防犯カメラを設置したり、家の片付け、庭の掃除、合鍵作り、入院で追加に必要なものを買ったり…。
ご近所にお願いしていた郵便物を引取り、処分するもの・処理するものの分別…。
何かのときに駆けつけて助けてくださる親戚に挨拶したり、病院の支払い…等々…やることにきりがありませんでした。
そして目の当たりにした光景
それは、転院時に介護タクシーを利用して義母に付き添った時、
歩行器の補助を借りながらでも、
一歩足を前に出すのがとても大変な様子でした。
90歳ですから、それなりといえばそうかもしれません。
そして、まだ自分でトイレにも行けるので寝たきりの状態よりはかなりマシです。
ただ高齢での入院生活はどんなに寂しく心許ないことかと胸が痛みました。
一方で、もうお一人は
90歳のバレエ仲間です。
時々行く、神戸方面でのバレエクラスでご一緒するのですが、もともとバレエの先生をされていらした方です。
90歳にして、
さっそうとバイクで現れて、
レオタードとレッグウオーマー姿で、センターレッスンのジャンプこそされませんが、ウォーミングアップ、プリエから始まるたくさんのバーレッスンのメニューを全部一緒にされます。
(ときどき、「うっ」とか「ハーッ」とかお声が漏れていますが。笑)
レッスンが終わるとみんなに「飴ちゃん」を配ってくださる明るい方です。
このお二人は同じ90歳なのです。
義母は食事についてはしっかりと気を配り、朝からお味噌汁と鮭、梅干し、納豆、のり、卵焼きというタンパク質の充実したメニューを長く守っていました。
だから90歳まで内蔵に関する大きな病気もなく来たと思いますが、
前述のように
足腰に差が出るのは
やはり「運動習慣」の違い
なのではないでしょうか。
そして
運動習慣は短い期間に簡単に身につくものではない
と思います。
ボケ知らずで強い骨、姿勢を保つための筋力と柔軟性のある体を作るためには食事も大変に重要です。
そして好奇心を忘れずに人とのコミュニケーションを積極的に取るように努力することも必要だと思います。
さらに、、、それに加えて!
運動が好きとか嫌いに関わらず、
今この時から
「自分に合った『運動習慣』を、
自分にあった楽しい環境で、
ぜひ身につけていただきたい!!」
と日本の全女性に、声を大にしてお伝えしたい!と
今回の経験で心から思いました。
私自身も微力ではありますがハピバス講師として「90歳でも元気ハツラツ!」の女性を増やすお手伝いができたら、と気持ちを引き締めて頑張って参ります。
以上、
40,50,60,70,80歳の大人女性の美と健康をサポートする
ハッピーバレエストレッチの幸せのおすそわけブログでした!
[ハッピーバレエストレッチ関西]
クレオ大大阪・ 長岡京クラス
担当 “すみれが好き” (ペンネーム)