「バレエ×ストレッチで40歳以上の大人の女性を美しく健康に」そんな意気込みあふれるハッピーバレエストレッチの講師陣によるブログです。今回のライターは、クラッシック音楽やバレエについて知識豊富な、京都クラス担当 の“すみれが好き” (ペンネーム)。マリー・ローランサン展を観に行き、素敵な美術館で、素敵なひと時を過ごしたようですよ😊
京都担当の“すみれが好き” です。
先日ハピバスのレッスンを終えてから、
リニューアルした京セラ美術館に
マリー・ローランサン展を見に行きました。
フワッとした優しい色合いの女性の絵を
たくさん描いたローランサンは
ちょうど20世紀前半から注目を浴び
同じく注目されたココ・シャネルと同時代の人だそうです。
2人は親しい関係というわけではなかったようで
依頼した肖像画が自分のイメージと違うとシャネルは
ローランサンから絵を受け取らなかったとか。😅
その肖像画も展示されていましたが
確かに残されたシャネルの写真から受ける
意志の強い女性のイメージではないような…
ところでこの2人はバレエ史上大事件というべき
「バレエ・リュス」(ロシア・バレエ団)に
衣装や舞台美術を提供しています。
バレエ・リュスについては
長くなるので詳細は省きますが
当時のロシアの優れたダンサーを集めた私設バレエ団で
芸術の都・パリに乗り込んで「春の祭典」
(ストラヴィンスキー作曲、ニジンスキー振付)
などを上演し物議を醸した伝説的なバレエ団です。
展示ではバレエ・リュスのレパートリーで
シャネルが衣装をデザインした、「青列車」という作品が
現代のパリ・オペラ座ダンサーによる映像で映されていました。
ローランサンも「牝鹿」というバレエ作品に
衣装と舞台美術を提供していますが
こちらは日本のバレエ団が上演した映像が流れていました。
やはり絵画と同じように、優しい色彩の衣装と舞台美術でした。
ローランサンの絵画以外の展示では
シャネルのデザインした洋服や
ファッションショーの映像などもあり
様々な角度から楽しめるものでした。
梅雨の時期ですが、美術館の庭の緑が瑞々しく
美しい風景が目に飛び込んできます。
ハピバスのレッスンでほぐれた身体に
素敵な美術館でのひと時、
心の栄養をいただきました。
余談ですが、バレエ・リュス関連の映画に
「シャネルとストラヴィンスキー」があります。
バレエ「春の祭典」初演当時の様子が描かれています。
あ、ダンサーはこの時トウシューズは履いていません。
音楽も複雑な変拍子が使われており
和声も近現代の響きがします。
古典バレエの「白鳥の湖」などのイメージで観られると
「なに、これ???」と思われるかもしれません。
なかなか興味深いので、よかったらご覧になってみてください!
以上、
40,50,60,70,80歳の大人女性の美と健康をサポートする
ハッピーバレエストレッチの幸せのおすそわけブログでした!
[ハッピーバレエストレッチ関西]
長岡京クラス
担当 “すみれが好き” (ペンネーム)