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「先生、私、おなかゆるゆるで、グラグラしてうまく立てないわ。」 -講師 すみれが好き‐

「先生、私、おなかゆるゆるで、グラグラしてうまく立てないわ。」 -講師 すみれが好き‐

「先生、私、おなかゆるゆるで、グラグラしてうまく立てないわ。」

 

熱心に受講してくださる生徒さんが私に訴えて来られます。

 

レッスンの中でバレエの1番ポジションのルルベ

(足の指の付け根をしっかり折って背伸びするバレエの用語)

をする時、たまにバリエーションとしてバーから片手ずつ離して、

バランスを取ることにチャレンジしていただきます。

 

 

運動量がたくさんでない女性の方には体の軸を保つコアな筋肉や

腹筋、脚力などが足りない場合が少なくはありません。

 

・お尻の中の筋肉(骨盤底筋群)をきゅっと締めるように意識する

・上半身の重さを丹田のあたりでしっかり支え股関節にどーんと乗っからない

・できるだけ高い位置におへそを持っていく

・背骨をスーッと長く伸ばす

・身体の中に垂直にお団子の串を通すイメージで、それを誰かが上から

引っ張っているような感覚

・股関節からのターンアウト(外向きに開くこと)をできるだけ保つ

・そしてかかとの位置が高い状態で足指5本を長く伸ばし、

指の腹で床を感じる

 

 

ちょっと上げただけでもルルベのバランスにはこんな意識や

イメージを持っていただくようなお声がけが出てきます。

 

 

ルルベのバランスが取れるようになることで、

普段の姿勢への意識も変化し、姿勢が美しいと

褒められることもあるようです。

 

 

身体の条件はひとそれぞれ。身体の中のイメージもひとそれぞれ。

 

筋肉も骨も皮膚に覆われているので身体の中は見えません。

 

とにかくいろんなお声がけを試してみます。

 

 

その生徒さんはしばらくして、

「ちょっと立てるようになってきたわ。足の指をしっかり床につけて、

自分の場合はかかとをあまり高く上げ過ぎないほうが止まれるみたい。」

 

 

訓練されたダンサーの場合は足の指を付け根からグッと折って、

高い位置にかかとを持っていくのですが、

生徒さんなりにどうやったらグラグラせずにバランスを取れるか、

あれこれ考えてくださったようでした。

 

 

かかとの高さは脚力や腹筋が強化されると改善されるかもしれないと思ったので

「いいですね~!それでやってみましょう。」

とお答えしました。

 

 

その後、生徒さんのバランス保持の時間がだんだん延びてきています。

 

 

自分なりに考えて発見する、そして何より、

「バーから手を離して止まりたい!」

と強く望む姿勢が変化につながっていらっしゃいます。

 

 

色んな方向からお声がけを試してみて、

生徒さん自身がストンと落ちるイメージを選択されて

進歩する喜びを見つけてくださるといいなと思っています。

 

 

それには自分自身がどういう言葉を使ってお声がけするか

を常に学んで探していかないといけないなと感じます。

2021.3.23
ハピバス講師
すみれが好き

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