「ゆるめるストレッチ×バレエ姿勢トレで大人女性を健康に 」そんな意気込みあふれるハッピーバレエストレッチの講師陣によるブログです。今回のライターは自然豊かな因島在住!広島・因島&備後運動公園クラス担当のYachiho。因島の美しい桜🌸通信とともに、日本の伝統的な「手と手を合わせる所作」について、実はとても健康に良い効果があることを教えてくれました✨
こんにちは!
因島・びんご運動公園クラス講師のYachihoです。
一気に暖かくなり、ソメイヨシノ桜が
1分咲き、2分咲き、5分咲きと、
毎日見るたびに開花しています。
(原稿を書いている間に、ほぼ満開?!)
この時期になると、全国の桜情報!として開花予想や桜の名所、お花見スポットなどなど、桜にまつわるニュースを毎日目にしますね。
コロナ禍でしばらく自粛していた「桜まつり」も、あちこちで再開されるようで、しまなみ海道でも、因島公園(因島)、千光寺公園(尾道)、積善山三千本桜(岩城島)、耕三寺(生口島)、開山公園(伯方島)、亀老山展望公園(大島)などが有名です。
日本中どの地域にも必ずと言っていいほど桜の名所があり、季節ごとに花を見て歓び愛でる優しい日本の文化が、わたしは大好きです。
さて、今回は
日本の文化の一つ
「手と手を合わせる」作法
を取り上げてみたいと思います。
一般的には、食事の前後に「いただきます」「ごちそうさま」の時に、ほとんどの方が毎日手を合わせていることと思います。
もしくは、ご先祖様に対して手を合わせたり、神社などで祈る時にも手を合わせるでしょう。
さらには、人にお礼を伝える時や謝る時、お願いする時にも手を合わせることもありますね。
「手と手を合わせる」という所作は、感謝の気持ちや祈る気持ちなど精神性の表れの役割が大きくあるようです。
でも実は、身体にとっても凄い効果がある所作だということは、ご存じでしたでしょうか!
ここで今一度、実際に丁寧にやってみましょう!
出来るだけ手の5本の指を密着させて、手のひらを優しく合わせます。
肩の力は抜いて、手のひらの力もゆるゆるにして、でも密着させて。
さらに、一番弱い小指から順番にくっつけていくと、そっと手と手が互いに寄り添う感覚が分かります。
しかも、小指は二の腕の後ろ、脇の後ろ、肩甲骨の後ろまでつながっているので、自然と背筋が伸びてきます。
右と左の押す力を同じように手と手を綺麗に合わせることで左右対蹠的(たいせきてき)均衡状態を保ち、肩の力を抜いたまま身体のゆがみを自然な形へ矯正することもできます。
互いの手の温もりを感じることで、血液循環が良くなり、新陳代謝を高め、全身をリフレッシュさせることも分かっています。
先日、ハピバスのレッスン時にどうしても手先に力が入ってしまう方がおられました。
「手のひらの力を抜いて~、手のひら長く~」
とお伝えすると、それまでがちがちに力の入っていた肩や背中の方まで、すーっと力が抜けて、腕も長く見えるようになり、何とバランスまで取れました。
最近は、どの年代の方でも、スマホなどの使い過ぎによるのか手指や手のひらに力が入りすぎ、手のひらがとても凝っているように思います。
いつも沢山の仕事をしてくれる頑張り屋の手。
ぜひ手そのものに、「いつも頑張ってくれてありがとう!」と思いを込めながら、手と手を合わせることを習慣にしてみてください。
バレリーナの美しく長い腕の先には、無駄な力の入っていない手のひらと手指が存在します。
手と手を優しく合わせる所作で手の筋肉を緩め、かつ先端まで血の通った生き生きした手指をつくることができるのです。
私は、毎日仏壇の前で拝んでいたおばあちゃんの手も、よく思い出します。
小さなおばあちゃんが手を合わせる姿はとても美しくパワーに満ちていて、
だからこそ99歳まで長生きできたのかな、
と思ったりしています(^^)
以上、40,50,60,70,80歳の大人女性の美と健康をサポートする
ハッピーバレエストレッチの幸せのおすそわけブログでした!
[ハピバス広島]
因島クラス
びんご運動公園クラス
担当 Yachiho