「バレエ×ストレッチで40歳以上の大人の女性を美しく健康に」そんな意気込みあふれるハッピーバレエストレッチの講師陣によるブログです。今回のライターは会社員として働きながら、東京・文京区で講師として活動するNobue。500年以上の歴史のあるバレエでも未だかつてない、本物の水を張ったステージで踊る“ウォーター・スペクタクル”バレエの観劇レポートをお届けします!
こんにちは!
東京・文京本郷担当のNobueです。
8月10日(木)~13日(日)に
東京国際フォーラム ホールAにて開催の
ウクライナ・グランド・バレエ団初来⽇公演
「SWAN LAKE ON WATER(スワン・レイク・オン・ウォーター)」
を観に行きました。
ポスターを見かけて気にはなっていた公演を
偶然に友達からのお誘いを受けての観覧です♪
バレエ × 水の演出 × 映像
未だかつてない幻想世界を創り出す
ウォーター・スペクタクルというバレエ新美学
この公演は
チャイコフスキーの三大バレエの一つ
『白鳥の湖』の演出に
本当の“水”を取り入れたステージで
2年に渡る研究とバレエ団との交渉を経て
日本で実現した舞台だそうです。
CGプロジェクションによって
リアルで華やかな宮殿が描き出されたり
実際の水を使った噴水があったりと
序盤から見どころが満載。
第二幕と第四幕の「湖のほとり」の場面では
ステージに実際に水を張り、深い水たまりのようになっていました。
実際に水を張ったステージ上で
コール・ド・バレエ(群舞)が
パシャパシャと音を立てながら美しく踊る姿は
湖上で羽ばたく本物の白鳥を彷彿とさせました。
ここで気になったのは
ダンサーがポアント(トゥシューズ)を履いているのかな?ということ。
さすがにポアントではなく
なんだか、ほっ。とした気持ちになりました。
でも主役のオデットは違いました。
見事にポアントで踊る様子は圧巻でした。
4羽の白鳥の踊りは4羽×3組で12人。
3羽の大きな白鳥の踊りは
男性ダンサーたちが3羽×3組の9人で踊り
ダンサーたちが鳴らす水の音がまるで楽器のように聞こえました。
第三幕の王宮の舞踏会の場面では
ジークフリード王子が
ロットバルトとオディールの策略に
ハメられたことに気づくと
王宮の広間がモノクロに一転して
ダークな世界感を表現していました。
王子がロットバルトに戦いを挑む第四幕では
クライマックスの10分間は水を雨のように降らせた
とても迫力のある演出でした。
世界中で数多く上演されてきた名作「白鳥の湖」を
ウォータースペクタクルというバレエの新美学と融合させた
未だかつてない
貴重な公演を体感できたことに感謝しています♪
500年以上の歴史のあるバレエですが
今もなお、次々と新しいことに挑戦して
観るたびに進化していく姿に心からの敬意を払います。
そして改めて「続けていく」ことの大切さを
実感する私なのでした。
以上、40,50,60,70,80歳の大人女性の美と健康をサポートする
ハッピーバレエストレッチの幸せのおすそわけブログでした!
[ハッピーバレエストレッチ関東]
東京・文京本郷クラス
担当 Nobue