「バレエ×ストレッチで40歳以上の大人の女性を美しく健康に」そんな意気込みあふれるハッピーバレエストレッチ教室の講師陣によるブログです。今回のライターは東京クラス担当のNobue。
2021年夏期認定講師研修受講生
東京・文京本郷担当のNobueです
部屋のいつも見える場所に
飾ってあるサイン入りのポストカード
そこには完璧なダンサーのパッセの姿があります
モデルのダンサーが誰かもわからずに
とても心惹かれた作品でした
それはバレエのレッスンで唯一
「パッセ」を先生に褒められていたからかもしれません
その作品の画家はロバート・ハインデル
氏を偶然知ったのは、バレエを始めて2年目の1995年でした
近く展覧会があることを知り
バレエ仲間と訪れてみました
現代のドガ”と謳われ
ダンサーの瞬間の美を捉え魂を描いた氏は
1938年アメリカオハイオ州に生まれました
アートスタジオに就職してすぐに頭角を現し
29歳でTimes誌の表紙を飾るまでになり
英国ロイヤル・バレエ団の「失楽園」を観たことをきっかけに
バレエの世界に興味を持ち
世界中のバレエ団を訪れ
ダンサー達のストイックなまでの美への追求に
心酔し数々の名作を生み出しました
その時に購入したたった1枚のパッセのポストカード
そのポストカードが私の宝物となりました
その日は、ご本人が来場して
画集購入者にサインをしていると聞いて
見に行ってみました(笑)
数名の方がいましたが
その方達がはけ次にまだ誰も来ないのを確認すると
ハインデル氏がそっとこっちへおいでと
手招きをしてくださいました
係員の方が制するのをやんわりと阻止して
「名前を教えて」と
なんとそのポストカードにサインをしてくださったのです
その日からずぅ~と大切にしまってきましたが
9年前の引越しをきっかけに
宝物は目に見える場所にと飾るようになりました
氏は残念ながら2005年に
66歳の若さで旅立たれましたが
その作品は今もなお
多くの人々の心に感動を与えています
私の中でもあの日の暖かい眼差しと優しい配慮が
心に残る人生のエピソードとなり
この画のパッセに少しでも近づけるようにと
レッスンの糧に♪
これからも一生の宝物となった1枚のポストカードを大切に
そこにいろいろな思いを反映して
それを指針に一つ一つ一歩一歩
事にあたっていこうと思っています
以上、40,50,60,70,80歳の大人女性の美と健康をサポートする
ハッピーバレエストレッチの幸せのおすそわけブログでした!
[ハピバス関東]
東京・文京本郷クラス
担当 Nobue