トウシューズ加工法・もうすぐ発表会に備えて準備中 ーハピバス講師 Ai-
こんにちは!講師のAiです。
前回のブログの続きで
「ロシア製のトウシューズ今後も履き続けたい・・・平穏な日々になることを願っています」
私のトウシューズ加工法について書きます!
私は、足の幅が細いのが悩みでしたが
ロシア製のトウシューズに出会い悩みが解消されました。
今履いているトウシューズはグリシコというメーカーです。
細身の作りで、細幅に悩める人の救世主!です。
ドリーム、マヤ、2007、と種類を色々履きましたが
今は主にドリームを履いています。
一番左はRクラスというメーカーの
ドルチェという名のトウシューズ。
こちらも細幅対応豊富です。
(好きなバレリーナにサインを書いてもらい、今は飾っています)
さて、トウシューズ加工法ですが・・・
より、足幅にフィットさせるために
ポワントに水をかけて濡らして、乾かして、布地を縮めるんです!
写真の水色の部分を、霧吹きでシュッシュと水をかけて
布地がしめるくらいに、結構濡らします。
大切なのは
ボックス(トウシューズの前の部分)や
ソール(底)を濡らさないこと!
この部分が濡れると、ボックスは柔らかくなったり
ソールはデコボコしたりで
変形してしまうので注意が必要です。
乾くと、布地部分が縮んでより足幅にフィットします♪
そして、トウシューズにゴムをつけるときは
必ずクロスでつけます。
ゴムの始点は底からです(赤い線の部分)
底から縫い付けると、横がパカパカするのを防げます。
この二つで、私は選択肢を広げることができました!
それまでは一番細い幅のトウシューズを履いていたのですが
そうすると、必然的にプラットフォームが小さくなるのです。
(プラットフォームとは、爪先が床と接する部分、トゥで立つ場所です)
爪先で立ったとき少しでも安定したいため
この部分は1ミリでも大きくしたい!
と切に思うのですが
細幅のトウシューズだと、まぁ~~小さい!
ビックリするほどプラットフォーム小さいのです・・・・(´;ω;`)
このように、横幅がフィットしても別の問題が起きていたのですが
「水で濡らして横幅を縮める」
「ゴムをクロスで底からつける」という手法で
なんと!普通幅のトウシューズも履けるようになりました(*^▽^*)
やっぱり少しでもプラットフォームが大きいと違います!
結局、今は細幅を履いていないのですが(笑)
やっぱりロシア製のトウシューズでないと
この手法は通用しません。
他のメーカーでやってみたけど
思うようにはいかず、ガバガバのままでした。
昔観た、「センターステージ」というアメリカ映画は
バレエ団の入団オーディションに
向かう若者が描かれているのですが
蛇口をひねって水を出し、その下にトウシューズを出して
直接濡らしている若者もいたような!大胆。
他にも鉄製のドアにボックスを
ガンガン打ち付けらるシーンもあって
なんだかトウシューズってかわいそうな気もしますね(^▽^;)
水で濡らしたり、ドアに打ち付けたり、ソールを切ったり。
とっても面倒なんだけど
少しでも美しくトウシューズで踊りたいと
外国の方達も試行錯誤して、同じなんだ~と思いました^^
色々な加工をしてトウシューズを履いています
バレエを踊る時はつま先立ち
トウシューズの先の部分や靴底も硬くできています
硬いトウシューズは履くだけで土踏まずが攣りそうになります
とても足裏の筋力も必要なんです
ハッピーバレエ・ストレッチのレッスンの中にある
足指トレーニングで鍛えて発表会に備えたいと思っています
2022.4.14
[ハピバス関西]大阪・淀屋橋
ハピバス講師
Ai
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