「ストレッチ×姿勢体幹トレーニング」で大人女性を健康&美しく♪そんな意気込みあふれるハピバスの講師陣によるブログです。今回のライターは会社員としてフルタイム勤務しながらも、東京・文京区で講師として活動するNobue。今回はNobueがこよなく愛する「古き良き時代の建物」で開催された美術展巡りのお話です。時代や歴史に思いを馳せ、新たに知ったこともあったようです。
こんにちは!東京・文京白山担当のNobueです。
暦の上では秋ですね!暑さも少しずつ和らいではきましたが、まだ暑い日は続きそうです。
体調には充分に気をつけてお過ごしくださいね♪
先日、岩田ちえ子氏(以前にもブログ(https://hapibas.com/column/18/)に書かせて頂いた「ロマン写真館」(※参加型写真アートプロジェクト/惜しまれつつも終了)を立上げ活動、大正、昭和初期時代の着物のコレクターでもあるスタイリスト)のお誘いを受けて、
✿「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」(東京都庭園美術館で開催中)
✿「大正ロマン・昭和モダンのカリスマ絵師 高畠華宵が伝えてくれたこと」(弥生美術館・竹久夢二美術館(併設)で開催中)
を連日で鑑賞に行きました♪
東京都庭園美術館の本館は、1933(昭和8)年に皇族:朝香宮家(あさかのみやけ)の自邸として建てられ、1983(昭和58)年に美術館として開館、国の重要文化財にも指定された貴重な建物で、さまざまなジャンルの展覧会を開催しています。
今回の展覧会は、夢二生誕140年を記念して、最新の研究に基づく新たな視点からその生涯をたどったもので、みどころは4つ。
1 夢二郷土美術館所蔵 幻の名画《アマリリス》公開!
2 初公開のスケッチブックで晩年の夢二に迫る
3 邸宅空間で、夢二の作品世界を味わう
4 100年の時を超えて愛される夢二の魅力
長らく所持不明で、新たに発見された大正中期の名画「アマリリス」の他、夢二を看取った友人に遺したスケッチ帖など、初公開資料を含む夢二郷土美術館コレクションを中心に約180点の作品が紹介されています。
時代の立役者となった夢二の魅力が存分に味わえる魅力満載の楽しい展覧会でした。
この日は岩田さんが、お衣装を支援している東京オリンピック閉会式にも出演された「盆女-bonjo-」のメンバーのチサトさんとナナさんにもお会いすることができました!(^^)!
(※「盆女-bonjo-」は、日本舞踊経験のある仲間で、伝統を崩さず、DJやLIVEバンドと共に「魅せる盆踊り」「踊る盆踊り」をテーマに活動しています)
そうそう、少し話が脱線しますが…(*’▽’)
「盆踊り」と言えば、ハピバス講師のAi先生は盆踊り大好きで、市民納涼祭で3時間近く踊りつづけるほど✌、また同じくハピバス講師のYachiho先生は地元のなんちゃって盆踊りにバレエ仲間とブーイング(笑)し、「盆踊り保存会」を作ろう!と勝手に盛り上がっているとのこと(^^♪
そして私も、小学生の頃は町内会で練習をして、神社の夏祭りでヤグラの上で踊ることが毎年の楽しみでした!
「盆踊りは、伝統芸能だよね♪」
受け継がれていってほしいねと、同期講師3人そろって盆踊りも好き!が判明(笑)
そこへ今回の「盆女-bonjo-」のメンバーとの出会い…何かのご縁かな?と思ったりしました。
さて、話は戻り、
「ロマン写真館」(←ロマン写真館の詳細はこちらのブログ(https://hapibas.com/column/18/)
)の撮影の舞台でもあった「弥生美術館」は、今年で開館40周年を迎えました。
設立の経緯は、初代理事長でもある弁護士の鹿野琢見氏が熱烈な高畠華宵(たかばたけ かしょう)ファンであったことにあり、華宵と出会ったことで、鹿野氏は私費を投じてまで美術館を設立しました。
高畠華宵(1888年-1966年)は、大正末から昭和初期にかけて絶大な人気を誇り、一世を風靡した挿絵画家です。美術館は、華宵を看取った鹿野氏の熱い思いが受け継がれています。
この展覧会では、作品とともに美少年(^_-)-☆の弟子と暮らした「華宵御殿」の雰囲気も楽しめ、同館が誇る収蔵品の展示と美術館の歩みも紹介。
訪れた日はギャラリートークが開催され、学芸員OGをゲストに迎えて美術館の歴史をふりかえり、初代館長から直接聞いたという華宵の話は、レアな内容が満載でした!(笑)
鹿野氏の次女で現館長の服部聖子氏は4歳という幼い年齢にも関わらず、一緒に暮らした1年間の記憶があり、その時のお話しも聞けました。(※服部聖子氏にはコロナ禍に、ハピバスのクラスチラシを館内に置かせて頂いたこともありますm(__)m(感謝))
そして華宵は、なんと!
1922年のアンナ・パブロア(ロシアのバレリーナ)の来日公演を帝国劇場で鑑賞したようで、彼女の代名詞といえる「瀕死の白鳥」のスケッチを描き残していました。バレエは戦後の少女漫画の一大テーマだったようですが、華宵はそれに先駆け、大正時代に少女雑誌にバレリーナを描いているようです!(^^)!
バレエがまだ一般的ではなかったこの時代に、華宵がバレリーナを描いていたことを、私は初めて知りました。
※今年2月に、最先端のダンス、舞姫サロメ、浅草オペラ、バレエ、サーカス等、抒情画はもちろん、スケッチや日本画作品まで、華宵が描いた艶やかな「舞姿」の数々を展示していたのを、私は見逃がしていました(^^;
この2日間を通して、
今この時代に「バレエという芸術」にほんの少しでも携われていることへの感謝と「踊れている」ことへの喜びを感じることができました♪
そこでまた改めて、生徒の皆さんにも
レッスンの中で「踊る」ことの楽しさを少しでも感じて頂けたら嬉しいなと思いました😊
そしてそれが健康で美しい体づくりにも、フレイル予防にもなると信じています。
以上、
ハピバス講師とスタッフによるハッピーのおすそわけブログでした!
[ハピバス・関東]
東京・文京白山クラス
担当 Nobue