人を守る自己免疫=3つのバリアって何❓② ★細胞は菌やウイルスを記憶する!…万全じゃない所もあるけどね★
「バレエ×ストレッチで40歳以上の大人の女性を美しく健康に!」そんな意気込みあふれるハッピーバレエストレッチ教室の講師陣によるブログです。今回のライターは健康オタクで勉強家のMiki。
最近堅い話ばかりになっている奈良・大阪担当Mikiです、
今日は前回の続きです
私たちには「免疫」や「抗体」があって
「体に侵入する菌やウイルスから体を守る仕組みがある」
ということは理解出来ましたか?
1度、菌やウイルスに侵入されたら
「免疫細胞」がその記憶をずっと覚えていたり「抗体」が残ったりして
もうかからないことを「終生免疫」と呼びます
麻疹、水疱瘡、ジフテリア
猩紅熱、百日咳、おたふく風邪なんかに対するものがそうです
しかし、インフルエンザは終生免疫がつきません
毎年少しずつウイルスの形が変わるからです
20年前くらいは
「その抗体がある=そのウイルスや細菌に抵抗力がある」と考えられていましたが、
現在は抗体が残ってなくても「メモリーT細胞」が情報を持っていたら
抵抗力はあるのでは?と考えられています
(その抗体を作り出す能力があるということです)
だから、新型コロナに罹ったかどうかは「抗体」を持っているかだけではなくて…
抗体は無くても「メモリーT細胞」が情報を持っていたら抵抗力があるということになる
という声もあるのです
(とはいえメモリーT細胞に、新型コロナの情報があるのか調べるのは難しいらしいです…)
そして、本来は菌やウイルスから体を守る「免疫反応」も
暴走しすぎて自分の体の細胞まで
攻撃してしまう病気を起こしたりすることもあります
ワクチンを打ったことで
別の病原体なのに、似たような抗原が入って来たと勘違いして
正しい抗体が作られず、その病気にかかってしまったり
ウイルスを中和する抗体ではなく
入ってきたウイルスに味方してしまうような
悪い抗体を作ってしまったり…
など、問題を起こす事も事実です
まだまだ免疫システムは解明途中なので
これからどんどん新しい事が分かってくるでしょう
今回は「メモリT細胞」と「免疫反応」についてお話しました
次回ブログは「鼻呼吸と腸内環境を良くすると免疫力がアップするお話」をします
以上
40,50,60,70,80代の大人女性の美と健康をサポートする
ハッピーバレエストレッチ、ハッピーのおすそわけブログでした!
2021.10.28
[ハピバス関西]
奈良・大阪
担当Miki