「バレエ姿勢×ストレッチで40歳以上の大人の女性を美しく健康にしたい」そんな意気込みあふれるハッピーバレエ・ストレッチ教室の講師陣によるブログです。今回のライターは健康オタクで勉強家のMiki。柿の葉茶を作る体験をしてきました。
大阪担当のMikiです。
皆さん“柿の葉茶”ってご存知ですか?
私、7月に柿の葉茶作りを体験してきました~
今はペットボトルでお茶が売られているので
急須にお茶っ葉を入れて飲む習慣が
なくなりつつあるかも知れませんが
何十年前はどこの家庭でも
やかんや急須からお茶を注いでましたよね。
日本では昔から普通のお茶(緑茶とか番茶とか)だけでなく
ドクダミやビワ、ヨモギ、クマザサなどの身近に手に入る野草も
お茶にして飲んできました。
柿の葉茶もそのうちの一つですが
柿の葉は健康に良い成分がたくさん含まれていると共に
扱い方次第で栄養価がかなり違ってくるお茶なので
ちょっとご紹介したいと思います。
〇まず、柿の葉のビタミンC含有量がとても多い。
6月の「刀根早生」という品種の柿の葉の中には
ビタミンCが100g中1500㎎ある(果実の20倍)。←奈良県公式ホームページより
健康、美容効果、風邪予防…など皆さんもよく知っている大事な栄養素ですよね。
〇タンニンというポリフェノールもある。
アンチエイジング作用、糖尿病や高血圧予防になります。
でも柿の実に栄養を送る時期になると
葉っぱにタンニンが増えて苦くなるので、
ビタミンCの含有量が一番多い
6月下旬~8月上旬辺りが葉っぱの収穫期となります。
日光にしっかり当たっている葉を収穫します。
〇他のポリフェノールやミネラルも沢山入っている。
アレルギー症状緩和、抗酸化作用、抗がん作用の働きをしてくれます。
〇ノンカフェインである。
年齢問わず、妊婦さんでも、就寝前でも気軽に飲めます。
そしてほかのお茶と違うところは
収穫した途端(葉を枝から外した途端)
今度は葉の中でビタミンCを壊す分解酵素が働き出すので
葉を「蒸す」という工程が不可欠になります。
蒸さないと10日程でビタミンCはゼロになるそうで
一度蒸してしまえばビタミンCを壊すことなく保存できるので
ここは省いてはいけませんね。
私は収穫して少し乾燥させた葉っぱ裁断する作業をしました。
葉っぱの真ん中の葉脈を取り除くように切って半分にした後
細さが3㎜幅くらいになるようにハサミでひたすら切ってました。
みんなでお喋りしながらチョキチョキ切っていたので楽しかったのですが
同じ姿勢の作業は体に負担がかかりますね~
途中で筋肉を緩めるため、何回も体をユラユラしたり
ストレッチでコリを解放してました(笑)
今回は収穫した葉を数日乾燥させて(陰干して)
細かく裁断してから蒸しましたが
先に葉を大きいまま蒸してから乾燥させて
保存するとき細かくする方が簡単だから…という方もいるので
やりやすい方で良いのかな?
どちらも蒸した後は早く熱を取るように団扇で仰いでから陰干。
葉が乾燥したら出来上がりです。
空気や湿気にあまり触れないように保存しましょう。
大事なことは、太陽をいっぱい浴びた葉を選び収穫したら
それから後はお日様にあてることはNGです。
沢山入っているビタミンCを壊さないよう乾燥は陰干し
蒸しも90秒くらいでとにかく早く冷ます。
そして飲むときはグラグラ煮出しません。
茶葉にお湯を注いでじっくり待つと
優しい懐かしい味のお茶が出来ます。
喉の渇きを潤しているだけなのに
ビタミンCも取れるお得感。
ちなみに成人一日のビタミンCの摂取基準量が100㎎で
厳密に作られている製品は
2gのティーバッグに34gぐらいの
ビタミンCがあるそうです。
手作りするには今年はもう遅いかもしれないけど
柿の葉が身近に手に入る方は来年挑戦してみて下さいね。
柿の葉が手に入らない人は
自然食品を取り扱っているお店やドラッグストア
ネットでも取り扱っているので
こだわって作っているところを探してみてください。
製造工程でビタミンCの含有量が違ってきますからね。
柿の葉茶とバレエストレッチで暑い夏を元気に乗り切りましょう。
以上、40,50,60,70,80歳の大人女性の美と健康をサポートする
ハッピーバレエストレッチの幸せのおすそわけブログでした!
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