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子供のころはただ楽しく踊った児童舞踊、大人になった今は自分の体と向き合いながら踊っています!―ハピバス講師 Miki―

「バレエ姿勢×ストレッチで40歳以上の大人の女性を美しく健康にしたい」そんな意気込みあふれるハッピーバレエ・ストレッチ教室の講師陣によるブログです。今回のライターは健康オタクで勉強家のMiki。子供から大人へ。心と体の変化とともに、筋肉や関節を意識して踊ることの大切さを学んだそうです。

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こんにちは!講師のMikiです。

先日Yachiho先生の“色んなイメージで身体を動かす”

という内容のブログがありましたね。

私もそうだったな~と思い出し

今日はそんなこんなの話です。

 

小1で私が習い始めたのは児童舞踊。

このジャンル、人に何と説明したらわかってもらえるのかな…

とずっと悩んでいました。

 

舞台芸術家や幼児教育者が

プロデュースする本気度の高い学芸会

とでも申しましょうか。

 

踊りの振り付けも本格的だったんですよ。

「トゥシューズを履かないバレエ?」

モダンバレエとはちょっと違うし

言葉だけで日本舞踊の親戚みたいに思う人もいたし…

クラシックバレエに比べると、

“美しい”とか“繊細”の世界とはかけ離れていて、

児童舞踊の発表会で踊っている子は自分も含めて、

足先指先の使い方や、身体の線が違ってました。

(あくまで自分が習っていた時代で

狭い範囲の話なのでごめんなさい)

 

私が習っていた教室は、

バーやセンターはクラシックバレエに近いけど

トゥシューズは履かない。

発表会で踊る曲は童謡からクラシック曲まであらゆるジャンル。

そして衣装はカーテン生地での山賊の服やら全円スカート、

色んな国の民族衣装…型紙から布を裁断して親が作る。

ちょっとした小道具も母たちの力作でした。

今みたいに百均ショップやネットショップがない時代、

ショッピングモールだってそんなになかった時代に

衣装や小道具を作り続けてくれて…ほんとに凄いですね。

頭が上がりません。

 

そんな素敵な衣装を着させてもらって踊るけど…

気持ちを込めて踊るけど・・・

身体の芯が通ってないからフニャフニャして

踊りにメリハリついてなかったし…

足先や手先までコントロールできていないので

踊りが大雑把できれいな線が出てなかったし…

人に伝わらない自己満足なだけの

踊りしかできていませんでした。

 

あの頃、力ずくで体を動かすレッスンをしていたので

当たり前ですね。

関節や筋肉のことなんて考えたこともなかったし(>_<)。

 

ここまで読むと

「児童舞踊はクラシックバレエより大したことないよね~」

と思われがちですが、

基礎をしっかりやって

素晴らしい作品を作っている団体は昔からあるので、

全国舞踊コンクールの児童舞踊の部門に

出場する所の作品を見る機会があれば

一度見ていただきたいものです。

 

 

児童舞踊は日本独特のもので、

スタートは大正や昭和初期くらいにさかのぼります。

作曲家で音楽教育家でもある

スイスの「ダルクローズ」という人が考えた

『リトミックの精神』を元に学校舞踊を芸術的に高めたもので、

「石井漠・石井小浪」さんが教室を開き、

そこで習った方たちによって

あちらこちらで脈々と受け継がれてきたようです。

学校の体育の中の位置付けだったので、

私の学生時代にあった“創作ダンス”の授業は

ここからの流れだったんだなぁと納得しました。

 

私が習っていた先生は、

「その時期にしか出せない輝きが出る振り」

を大事にしていました。

幼児期しかできない仕草や表情を大切にしながら、

でもお遊戯になってはいけないとも言っていました。

 

今はダンスが当たり前のようにあって、

小さい頃からヒップホップダンス、

体育でもキレッキレのダンスをするから

踊れる人ばかりですよね~。

凄いなぁ~と感心しつつも、

心の片隅で“何年か先になったらいつでもできるのに・・・

なぜこの小さい子にこの動き?”と思ってしまう自分がいます。

まぁ小さいのにこんな事が出来るからすごいんだけどね~。

 

 

私はキレッキレの踊りも

妖精のような繊細な踊りもできなかったけど、

ネズミにもなり靴にもなった。

紫陽花や花火、山賊や能面作り師の娘、雨乞いの村人、

ジプシーやハンガリーの娘だけでなく、

抽象的な何かにもなった。

クラシックバレエのパのように

決まったものがないぶん自由に踊れた。

曲を感じるままに身体を動かし、

心に湧いてくる感情を踊りとして表現することが出来た。

 

今の子たちからしたら古くてダサイのかもしれませんが、

私は児童舞踊のお陰で、

音楽の中に身体と心を溶け込ます楽しさを知り、

学生の頃はメンタルが落ちても

抜け出すことができ踊りが人生の支えになりました。

 

これからも音楽を自分の身体で感じていくつもりですが、

肉体が半世紀以上経っている今は、

ただやみくもに音楽に合わせて

身体を動かすだけではいけません。

 

最近は正しく動かすことに重きをおいています。

どうしたら正しいのか、どこを動かしたら正しくなるのか…

今まで適当だっただけに新鮮で面白いです。

『筋肉や関節の声も聞いて

正しく身体を動かす=ケガなく長く踊れる』ことなので。

 

ケガなく過ごすのは年齢を重ねる程重要になりますよね~

ハッピーバレエストレッチは

ゆっくりテンポなので、自分の動きを確認しながらできますよ~

 

 

 

2022.6.22
[ハピバス関西]大阪・淀屋橋
ハピバス講師
Miki

 

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